計画は3週間で消える ― もう一度開く仕掛けのつくり方
先日、研修の最終日に来年の計画を1枚に書き上げました。
どこへ行くか。そのために何を試すか。
書き終えたときは、頭が冴えていました。
けれど、本番はここからです。
計画は、3週間で消える
次に同じメンバーが集まるのは、2か月後です。
その2か月で何が起きるかは、だいたい分かっています。
最初の1週間は、動く。
2週目、いつもの仕事が戻ってくる。
3週目、書いたシートがどこかへ消える。
そして2か月後に、「で、どうなりましたか」と聞かれる。
意志の問題ではない
これは、意志が弱いからではありません。
人は、忘れる生き物です。
目の前の仕事には期限があり、相手がいます。
一方、計画にはどちらもありません。
だから後回しになります。
思い出させる役を、外に置く
私が決めたのは、思い出させる役割を自分の外に置くことでした。
毎朝8時15分に、チャットへ通知が届くようにしています。
- 今日やること
- 今週の残り
- 次の集まりまで、あと何日か
連絡する相手がいる日は、送る文章の下書きまで一緒に出てきます。
まだ決めていないことは、期限の3日前に知らせが来ます。
つくっているのはAI
この通知をつくっているのは、AIです。
計画と期限を渡しておくと、毎朝、その日の分だけを出してくれます。
難しい設定をしたわけではありません。
大事なのは、毎朝必ず目に入る場所に置いたことです。
月末に、3つに仕分ける
月末には、やったことと相手の反応を並べます。
そのうえで、続ける・直す・やめるの3つに仕分けます。
ここまでやって、ようやく計画が動きます。
社長の場合は、何を置くか
AIでなくても構いません。
思い出させる役は、会社によって違います。
- 毎月の会議で、計画を開く
- 右腕や幹部と、進み具合を確認する
- 社外の人との約束を、先に入れておく
大事なのは、開く日が先に決まっていることです。
「できたら見る」は、見ない
「余裕ができたら見直す」としている計画は、たいてい見直されません。
余裕は、できないからです。
先に日程を押さえた会社だけが、もう一度計画を開けます。
おわりに
計画は、つくった日がいちばん熱くなっています。
その熱は、2週間で冷めます。
冷めることを前提に、もう一度開く仕掛けを先に用意しておく。
貴社の計画を、次に開く日は決まっているでしょうか。
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