計画は3週間で消える ― もう一度開く仕掛けのつくり方

2026/10/15 経営

先日、研修の最終日に来年の計画を1枚に書き上げました。

どこへ行くか。そのために何を試すか。

書き終えたときは、頭が冴えていました。

けれど、本番はここからです。

計画は、3週間で消える

次に同じメンバーが集まるのは、2か月後です。

その2か月で何が起きるかは、だいたい分かっています。

最初の1週間は、動く。

2週目、いつもの仕事が戻ってくる。

3週目、書いたシートがどこかへ消える。

そして2か月後に、「で、どうなりましたか」と聞かれる。

意志の問題ではない

これは、意志が弱いからではありません。

人は、忘れる生き物です。

目の前の仕事には期限があり、相手がいます。

一方、計画にはどちらもありません。

だから後回しになります。

思い出させる役を、外に置く

私が決めたのは、思い出させる役割を自分の外に置くことでした。

毎朝8時15分に、チャットへ通知が届くようにしています。

  • 今日やること
  • 今週の残り
  • 次の集まりまで、あと何日か

連絡する相手がいる日は、送る文章の下書きまで一緒に出てきます。

まだ決めていないことは、期限の3日前に知らせが来ます。

つくっているのはAI

この通知をつくっているのは、AIです。

計画と期限を渡しておくと、毎朝、その日の分だけを出してくれます。

難しい設定をしたわけではありません。

大事なのは、毎朝必ず目に入る場所に置いたことです。

月末に、3つに仕分ける

月末には、やったことと相手の反応を並べます。

そのうえで、続ける・直す・やめるの3つに仕分けます。

ここまでやって、ようやく計画が動きます。

社長の場合は、何を置くか

AIでなくても構いません。

思い出させる役は、会社によって違います。

  • 毎月の会議で、計画を開く
  • 右腕や幹部と、進み具合を確認する
  • 社外の人との約束を、先に入れておく

大事なのは、開く日が先に決まっていることです。

「できたら見る」は、見ない

「余裕ができたら見直す」としている計画は、たいてい見直されません。

余裕は、できないからです。

先に日程を押さえた会社だけが、もう一度計画を開けます。

おわりに

計画は、つくった日がいちばん熱くなっています。

その熱は、2週間で冷めます。

冷めることを前提に、もう一度開く仕掛けを先に用意しておく。

貴社の計画を、次に開く日は決まっているでしょうか。

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