【経営参謀ラジオ #021】AIで経営計画を作る時代—2日間ワークショップで「未来の数字」を設計する方法

2026/04/06 ポッドキャスト

「5年後の会社をどうしたいか、言葉にできていますか?」

高知市の中小企業に社外CFOとして伴走するサンブレイン税理士事務所のバイ(馬醫)が、
経営参謀ラジオ第21回で語るのは東京で開催した経営計画作成ワークショップの内容です。

ChatGPT・NotebookLMを活用しながら、
言語化→数値化→ビジュアル化という流れで経営計画を2日間で仕上げる

社外CFO型税理士だからこそできる実践的なアプローチです。

なぜ今「経営計画」が必要なのか

物価高・賃上げ圧力・採用難・人材定着
中小企業経営者が抱える課題はかつてなく複雑になっています。

2030年の最低賃金1,500円時代を見据えると、
現状の事業モデルのままでは収益性の維持が難しくなる会社が増えてきます。

こうした環境の中で今必要なのは、3年後・5年後を見据えた「高収益な事業設計」です。

バイさんが東京で支援したワークショップは、
経営者や後継者・右腕人材が集まり、2日間で自社の経営計画の骨格を作り上げるものです。

ワークショップの3ステップ—言語化→数値化→ビジュアル化

ステップ①:現状把握から始める

まず直近2年間の実績と今年の着地見込みを整理します。
売上・粗利・人件費・固定費をPL(損益計算書)とBS(貸借対照表)の両面から確認し、
「今自分はどこに立っているか」を明確にすることが出発点です。

ステップ②:言語化—AIで壁打ちする

現状把握の後は、3C分析(市場・競合・自社)の視点で自社の方向性を言語化します。
ここで活用するのがChatGPTとNotebookLMです。

ChatGPTには専用のプロンプトを用意し、
質問に答えながら自社の強み・課題・方向性を深掘りしていきます。

NotebookLMにはすべての情報を集約し、
スライド資料やインフォグラフィックとして整理・ビジュアル化します。

参加者からは「自分がぼんやり思っていたことが形になって出てくる」
「こんなことができるのかと衝撃を受けた」という声が続出するといいます。

ステップ③:数値化——5年間の収益設計

言語化した方向性を数字に落とし込みます。

売上(トップライン)を固め、粗利率を設定し、
人件費・減価償却費などの固定費を積み上げて、最終利益の着地を計算します。

例えば平均年収を現在の478万円から将来678万円に引き上げるなら、
それをカバーできるだけの粗利が必要です。

粗利が足りなければ売上をどう増やすか、
どんな施策が必要かを逆算して考えます。

1年目・2年目・3年目・4年目・5年目と年度ごとに数字を並べることで、
収益性の変化が一目で見えてきます。

計画は「物差し」—作って終わりにしてはいけない

経営計画は作ること自体が目的ではありません。
計画は「仮説」であり、実績と比較することで初めて意味を持ちます。

計画と実績の差を見て、「なぜ達成できなかったのか」
「計画の立て方が間違っていたのか、行動が足りなかったのか」を検証し、
次の行動を修正していく。

このPDCAサイクルを回すことが、計画を「絵に描いた餅」で終わらせない唯一の方法です。
計画があると比較対象ができ、行動が変わり、数字が変わっていきます。

税理士と社外CFOは何が違うのか

税理士が扱うのは「過去の数字」です。
税金計算・記帳・決算書の作成は、すでに起きた事実を正確に処理する仕事です。

一方、経営計画は「未来の数字」を扱います。
売上をどう伸ばすか、利益率をどう高めるか、
人件費をどう吸収するかという未来の設計は、税理士業務の範囲外です。

バイさんが提供するのは、大企業でのCFO経験、海外での事業立ち上げと撤退
、中小企業での経営改革という実務経験をベースにした「未来の数字の設計支援」です。

過去も未来も数字で語れる社外CFOは、まだ非常に少ないと言えます。

まとめ

経営計画は「作るのが難しい」から「AIを使えば2日間で骨格が作れる」時代になりました。

言語化→数値化→ビジュアル化という流れで、自社の5年後を具体的に設計する。
そして計画を実績と比較しながらPDCAを回し続けることが、高収益体質への道です。

バイさんの著書『稼ぐ数字 儲け続けている経営者はセオリーを知っている』(マネジメント社)も
ぜひあわせてご覧ください。

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