頑張っても、天井が決まっている事業がある― 「やめる」を負けにしない、先に線を引くという決め方
2026/10/03
経営

以前の相談で、
社長と一緒に数字を並べたときの
お話です。
その会社には、
事業が2つありました。
ひとつは、会社の柱。
ちゃんと伸びています。
もうひとつが、問題でした。
頑張っても、売上の天井が決まっている
- 1日に回れるのは、最大10件
- 7〜8件を下回ると、赤字
- お客様は、少しずつ減っている
つまり、
どれだけ頑張っても、
売上の天井は、
最初から決まっています。
増やせるのは、人だけです。
「……売却してもいいのかもしれない」
社長の答えは、こうでした。
「資格のある人を、
あと2〜3人増やしたい」
でも、その人が
なかなか見つからない。
そして、ぽろっと。
「……売却しても
いいのかもしれない」
ここで、ハッとしました。
黒字にしたい。
でも、手放すのもアリかもしれない。
たぶん、ずっと頭の中に
あった言葉なのだと思います。
決めるべきは「続けるか、やめるか」ではない
ここで、
大事なことをお伝えします。
「続けるか、やめるか」で
悩む社長は多いです。
でも、本当に決めるべきは、
そこではありません。
何が揃ったら続けて、
何が揃わなかったらやめるか。
先に、線を引いておく
たとえば、こうです。
- いつまでに、何人採れたら続ける
- 採れなかったら、売却を考える
先に線を引いておく。
それだけで、「やめる」は
負けではなく、
計画になります。
決められる社長だからこそ
実はこの社長、
柱の事業のほうでは、
もう手を打っていました。
営業の正社員を、
定額+成果報酬の
業務委託に切り替えて、
固定費を軽くしていたのです。
決められる社長なんです。
だからこそ、
もうひとつの事業にも、
線を引けばいい。
おわりに
「今、5合目なんです」
社長は、そう言っていました。
頂上に行くのに、
荷物を全部背負っていく
必要はありません。
あなたの会社にも、
天井が決まっている事業は
ありませんか?
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