会社印鑑の「3本セット」と電子印鑑の準備

2026/06/29 会社設立

会社を設立する際、準備しなければならないアイテムの代表格が「会社印鑑」です。
インターネットなどで調べると「法人印鑑3本セット」といった商品がよく販売されていますが、
それぞれの印鑑にどのような役割があるのか、明確に把握しているでしょうか。

本記事では、設立時に作成する実印・銀行印・角印の役割と、
昨今のデジタル化に伴う電子契約対応について解説します。

1. 会社印鑑「3本セット」それぞれの役割

会社設立時には、用途に合わせて以下の3つの印鑑を用意するのが一般的です。

① 会社実印(代表者印)

会社の実印は、法務局での会社設立登記の際に登録が必須となる、最も重要な印鑑です。
重要な契約書や税務申告書などの公的な文書に使用されます。

サイズには「1cm超3cm以内」という規定があります
(※このサイズ規定に関する情報はソース資料には含まれていない一般的な法務知識です)。

インターネット等で購入する場合でも、この規定に収まるサイズで作成する必要があります。

② 銀行印

銀行口座を開設する際や、手形・小切手を振り出す際などに使用する印鑑です。
実印と兼用することも可能ですが、紛失・盗難時のリスクを分散するため、
実印とは別に作成するのが基本です。

また、実印と銀行印の見分けがつきやすいように、
実印を銀行印よりも少し大きく作るのが一般的とされています。

③ 角印(社印)

請求書や領収書、注文書など、日常的な業務書類に押印するための四角い印鑑です。
実印のような法務局への登録義務はありませんが、
対外的に会社として発行した書類であることを示すために日常業務で頻繁に使用されます。

印鑑の費用目安

これら3本セットの費用は、大きさや素材によって一概には言えませんが、
インターネットで購入する場合は10,000円以内で揃えることも可能です。

一般的な素材で作成した場合の費用の目安としては、
20,000円~50,000円程度を考えておくとよいでしょう。

2. デジタル化に対応!「電子印鑑」の導入も

近年、契約業務のデジタル化が進んでおり、
電子定款の作成やクラウド上での電子契約システムの普及が加速しています。

これに伴い、PDFの請求書や電子契約書に押印するための
「電子印鑑(デジタル印鑑)」の導入も併せて検討すべき時代となっています。

電子印鑑を導入することで、書類をわざわざ印刷して押印し、
スキャンして送り返すという手間が省け、
テレワーク等にもスムーズに対応できるようになります。

まとめ

会社設立の際は、まず基本となる以下の「アナログ印鑑3本セット」を準備しましょう。

  1. 会社実印(代表者印): 法務局登録用(1cm超3cm以内)
  2. 銀行印: 口座開設・金融機関用(実印より少し小さめが一般的)
  3. 角印: 日常業務の請求書等用

さらに、業務の効率化を見据えて電子印鑑のデータも初期段階で作成しておくことで、
アナログとデジタルの両方でスムーズに事業をスタートすることができます。

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