【経営参謀ラジオ #011】創業78年・四国ポンプセンター4代目社長が語る「現場を動かす改革術」
高知市を支えるインフラの裏側に、78年間寄り添い続けてきた会社があります。
経営参謀ラジオ第11回は、スペシャルゲスト回。
高知市の中小企業に社外CFOとして伴走するサンブレイン税理士事務所のバイ(馬醫)が、
四国ポンプセンター4代目・西村社長をお迎えし、
事業承継・社内改革・組織づくりのリアルを深掘りします。
高知を水害から守り続けて78年
四国ポンプセンターの創業は1946年。
南海大震災で高知市が水没した際、祖父がポンプによる排水の仕組みを思いつき、
機械メーカーと手を組んで事業をスタートさせました。
蛇口をひねれば水が出る、使った水が綺麗になって川や海に戻る。
私たちの生活に欠かせないこの仕組みを支えているのがポンプです。
高知市は標高が低い「ゼロメートル地帯」が多く、
強制的に水を排出する仕組みが昔から必要でした。
四国ポンプセンターはまさに「縁の下の力持ち」として、
高知のインフラを支え続けています。
「引かれたレールには乗りたくない」から「自分が継ぐしかない」へ
西村社長は長男として生まれ、
幼い頃から「自分が継ぐのだろう」という感覚はあったものの、
若い頃は反発も感じていたといいます。
しかし就職が近づくにつれ「自分が継がなければどうなるのか」という覚悟が生まれ、
メーカー側から事業を学ぶために機械メーカーへ入社。
東京・埼玉・長野・静岡・大阪・京都など全国各地で8年間修行を積み、
33歳で家業に戻りました。
戻った当初は「いきなり営業部長をやれ」と言われたものの、
社員との関係性もない状態では無理と判断し、主任からスタート。
3年間現場を経験してから役職を上がり、10年前に社長に就任しました。
社長就任直後にやったこと—経理のDX化
家業に戻って最も驚いたのが、業務の非効率さでした。
当時すでに一部上場企業ではペーパーレス・電子申請が当たり前だった時代に、
前任の叔父はすべて紙で決算を行っていました。
理由を聞くと「紙の方が女性人材が育つから」
西村社長が社長就任後に真っ先に取り組んだのが、経理のDX化です。
改革を進めようとすると「なぜ変える必要があるのか」「今のままで回っている」
という抵抗が必ず出てきます。
そこで西村社長が選んだのは、
変化に前向きな人材を集めて巻き込みながら進めるやり方でした。
「昼ごはん会」が会社を変えた
西村社長が組織改革で特に重視してきたのが、
社員との定期的な対話の場づくりです。
上役向けの「幹事会」と若手向けの「縦会」を設け、
月1回ランチをともにする習慣を続けています。
夜の飲み会ではなく昼のランチを選んだ理由は明確です。
飲みの席での発言は勢いだけになりがちで、翌朝には忘れてしまう。
昼の場なら、提案したいことがある社員が事前に考えてレジメをまとめて持ってくるようになる。
実際に回数を重ねるうちに、資料を持参して「実は……」と提案してくる若手が増えてきたといいます。
制服のリニューアルも若手からの提案がきっかけでした。
「こういうかっこいいデザインにしたい」という声を受け入れ、
全社員に一斉配布。旧制服はその日に全廃する徹底ぶりで、
「変える」というメッセージを組織全体に伝えました。
幹事会はすでに70回近くを数え、今も毎月続いています。
小さな提案が形になる成功体験の積み重ねが、社員の自信と組織の活力を育てています。
まとめ
78年続く会社を引き継いだ4代目社長が実践してきたのは、
派手な改革ではなく「対話を続けること」「小さな成功体験を積み重ねること」でした。
事業承継・社内改革・組織づくりに悩む経営者の方にとって、
多くのヒントが詰まった回です。
次回も西村社長をお迎えしてさらに深掘りします。
バイさんの著書『稼ぐ数字 儲け続けている経営者はセオリーを知っている』(マネジメント社)も
ぜひあわせてご覧ください。
今回のゲスト:株式会社四国ポンプセンター
株式会社四国ポンプセンター
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