【経営参謀ラジオ #009】現状維持は衰退—北海道講演で響いた「賃上げか、淘汰か」という現実

2026/01/12 ポッドキャスト

パナソニックに招かれ北海道で講演を行った社外CFO・バイ(馬醫)。

会場で最も反響を呼んだのは、リストラの修羅場でも、華やかな海外経験でもなく、
「賃上げか、淘汰か」というシンプルな問いかけでした。

高知市の中小企業に伴走するサンブレイン税理士事務所が配信する
経営参謀ラジオ第9回は、経営者なら今すぐ向き合うべきテーマを深掘りします。

大企業も中小企業も同じ課題に直面している

今回バイさんが招かれたのは、
パナソニックの建設資材部門が集めた業者向けの勉強会。

約30名の参加者に向けて語ったのは「現状維持では将来が危ない」というメッセージでした。

マレーシアでの事業立ち上げと2,500人規模のリストラ、高知移住後の中小企業での経営改革
バイさん自身が大企業・中小企業・国内・海外のすべてを経験してきたリアルな話が、
参加者の心に刺さりました。

講演後の懇親会でも「次はどうすればいいか」という相談が相次いだといいます。

賃上げか、淘汰か。二択しかない時代へ

講演の中で特に反響が大きかったのが賃上げの話です。
最低賃金は直近で年6%ペースで上昇し、
2030年には1,500円到達が現実的なシナリオとして見えてきています。

国税庁が発表する民間平均給与478万円が1.3倍になれば、
5年後には約678万円—1人あたり年200万円近い人件費増です。

バイさんが会場に問いかけたのはシンプルな二択です。
「賃上げするか、淘汰されるか」。

人が来ない、定着しない、採用できない。

これらはすべて賃金水準と直結しています。
現状維持を選んだ会社から順番に人材が離れ、競争力を失っていきます。

値上げと新事業で「稼ぐ体質」をつくる

では賃上げの原資をどう確保するか。バイさんが示す方向性は2つです。

① すぐできる手として「値上げ」を検討する
コスト上昇を価格に転嫁できていない会社は多くあります。
値上げは顧客を失うリスクがある一方、適切な方法で実行すれば収益性を大きく改善できます。
まず自社の価格設定を見直すことが第一歩です。

② 今の事業モデルで稼げないなら新事業へ
現在の事業のまま賃上げに対応できないなら、新しい収益源を作るしかありません。
投資をして事業をスケールさせる「掛け算の経営」こそが、
賃上げに耐えられる高収益体質への道です。

現状維持は衰退であり、攻め続けることが唯一の生存戦略です。

従業員も「会社を伸ばす」マインドが必要

この問題は経営者だけの課題ではありません。
バイさんは従業員側の意識についても言及しています。

会社の収益が上がらなければ給与も上がらず、
最悪の場合は賞与カットや人員削減につながります。

従業員自身も「自分の会社を盛り上げよう」というマインドを持つことが、
結果として自分自身の待遇改善につながります。

経営者と従業員が同じ方向を向いて初めて、賃上げに耐えられる強い会社が生まれます。

まとめ

北海道講演で最も響いたのは「現状維持は衰退」というメッセージでした。

物価高・人手不足・定着困難・賃上げ圧力。

これらは避けられない経営環境です。

値上げの実行・新事業への投資・高収益体質への転換を、
今すぐ始めることが生き残りの条件です。

バイさんの著書『稼ぐ数字 儲け続けている経営者はセオリーを知っている』(マネジメント社)
もぜひあわせてご覧ください。

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