会社のメタボは、ある日突然じゃない

2026/07/03 経営

毎年、人間ドックで健康診断を受けています。もちろんメタボチェックも。
前年との比較で、良くなったのか、そうでないのか。数字で自分の体と向き合う、大切な習慣です。

私自身、会社の数字も毎月チェックしていますし、体重もほぼ毎日測っています。
健康もお金も、それなりに向き合ってきたつもりでした。

そんなとき、あるYouTubeの話にハッとさせられました。

「倹者の流儀」のくらまさん。
ファイナンシャルプランナーで、節約・投資系のYouTuber(登録者約40万人)です。
この方、8年で1億円の資産を築いた方なのですが、スタートはなんと借金からだったといいます。

そのくらまさんが、こう言っていました。

「資産を増やしたかったら、毎日チェックしないといけない」
「健康になりたいと言っているのに、健康診断を受けないのと一緒なんですよ」

毎月ではなく、毎日。正直、「私もまだまだだな」と思わされました。

考えてみれば、メタボはある日突然なるものではありません。
日々のちょっとした暴飲暴食、運動不足、睡眠不足。
その積み重ねが、気づいたときには数字になって表れます。

お金も、まったく同じです。
「これくらい大丈夫だろう」の積み重ねで、いつの間にか減っている。
くらまさんの「お金を把握していないのは、
命を投げ捨てているのと一緒」という言葉が、妙に胸に残りました。

そして、ここでもう一つ気づいたのです。「これは、会社もまったく同じだ」と。

ダイエットは、まず目標体重を決め、食事・運動・睡眠という”施策”で達成していきます。
会社も同じで、目標の数字を決め、毎月、決算の状況を把握し、
お金の流れを自分の目で理解したうえで、来月どう動くかの手を打っていく。

年に一度しか数字を見ない会社は、健康診断を年に一度しか受けない人と同じです。
気づいたときには、会社がメタボになっている。

けれど、メタボが突然ではないということは、その逆もまた同じです。
毎月きちんと数字を見て、小さく手を打ち続けていれば、会社は少しずつ締まっていきます。

結局これは、お金に対する”在り方”の話なのだと思います。
把握していないということは、向き合っていないということ。
向き合っていなければ、不安はずっと消えません。
逆に、数字を見て毎月手を打てるようになると、その不安は少しずつ「余裕」へと変わっていきます。

私はこれからも、月に一度の決算チェックを続けます。
そして体重も、毎日測り続けます。
くらまさんに負けないくらい、数字と向き合っていこうと思います。