社長のための退職金 ― 70歳勇退時に1億円を準備するという発想
2025/09/29
ブログ
「社長の退職金なんて考えたことがない」という経営者は少なくありません。
しかし、経営者こそ退職金制度を整備することで、老後資金の安定・会社の節税・事業承継の円滑化を同時に実現できます。
社長退職金の大きなメリット
① 税制優遇が大きい
退職金には「退職所得控除」があり、長年勤めるほど控除額が大きくなります。
結果として、給与や役員報酬に比べて税負担を大幅に抑えつつ、会社から個人へ資産を移すことができます。
② 会社の損金にできる
会社が支給する退職金は損金算入できるため、法人税の軽減効果があります。
特に業績が良い年に退職金準備を進めれば、資金を効率よく個人に移せます。
③ 老後資金の安心を確保できる
経営者は厚生年金が手薄になりがち。退職金は老後の生活資金として大きな安心を与えます。
1億円あれば、年金と組み合わせて安定したセカンドライフを描けるでしょう。
ゴールから逆算するライフプラン設計
従来の日本型ライフプランは「いかにやりくりするか」が中心でした。
しかし欧米では 「ゴールを設定し、そこから逆算して計画する」 のが当たり前です。
たとえば、70歳勇退時に 1億円を退職金として準備する というゴールを決める。
そこから逆算して、
- 会社の利益からどの程度積み立てるか
- 生命保険や共済をどう組み合わせるか
- 運用をどのように組み込むか
を設計していくのです。
「みらい予報図」のようなシミュレーションツールを使えば、経営者自身が数字を操作しながら未来を確認できます。これにより、「資産が不足するリスク」や「実現可能な生活水準」を具体的に把握できます。
こんな社長におすすめです
- 退職金を制度として整備していない
- 老後資金に不安がある
- 会社から個人に資産を効率よく移したい
- 子どもの独立をきっかけに資産設計を見直したい
- NISAやiDeCoの活用も気になっている
まとめ
社長の退職金は、
- 節税
- 老後の安心
- 事業承継の円滑化
を同時に実現できる仕組みです。
「1億円なんて大きな金額は無理」と思うかもしれません。
ですが、ゴールを設定し、そこから逆算することで、無理のない資金準備が可能になります。
まずは一度、「自分の場合、どのくらいの退職金を準備できるのか?」
をシミュレーションしてみませんか?
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